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ゲームレビュー

2016年3月17日 (木)

ガールズモード3 キラキラ☆コーデ クリア後の感想

まぁクリア後の感想といってもこのゲームは終わりがないので半永久的にクリアというものはないんですけどねww
まだもうちょっと遊んでいたいと思うしもうちょっと遊ぼうと思うんですけども、攻略メモの記事数も50を超えたので(結構前だが)ここら辺で区切っておこうかと。

という訳でクリア後の感想、いわゆるレビューのようなものをどうぞ。書いてみたら結構な長文になってしまった感があります・・だるかったらスルーして下さい。

平たく言えばオシャレに関するお店屋さんごっこ(ざっくり)
前作までは服屋でお客さんに合わせて服を売っては仕入れてのみでしたが、今作からヘアセットやメイクまで出来ちゃうという・・更に展示会のスタッフさんの要望を受けてアイテムを自分でデザインするデザイナー業、ポスター撮影やファッションショー出演などのモデル業、ミニチュアで部屋作って出来た部屋をお客さんに賃貸する不動産業と、やる事いっぱいですww
どれか好きなものを特化して出来るわけではなく、物語上どの業種も手をつけねばなりません。
その合間を縫ってデザイナー業で必要なモチーフやヘアセットで選べるヘアスタイル、メイクセット、更にはメイクで自由に使える色集めまでこなさねばならず(もちろんそのさらに合間を縫ってお客さんと一緒に出かけたり友達と出かけたり)一体この店長ちゃんはいつ寝てるんだと・・・こうして見ると立派なブラック企業並な忙しさですww
まぁだからこそやり甲斐もあるし、前作より楽しみの幅は広がったと思います。
しかし個人的には前作にあって今作からカットされたメンズコーデがタイトル画面からしか出来なくなったのがなー・・メンズコーデ私は結構好きだったのでちょっと寂しくもありました。まぁでもテイストとか客の好みとか関係なしでこっちの好きにコーデが出来るのは利点かな。季節が変わったらデフォルトに戻ってしまうのでまた一からコーデしなおすのは面倒なんですけどね。

では各項目ごとに色々書いてみたいと思います。

●服屋関連(展示会含む)

アイテム数前回より増えて楽しさも比例して増えたのは良いんですが、その分在庫上限数も増やして欲しかったよね・・。
最初は仕入れられるブランドの数も少ないからその日展示されてるアイテム全部仕入れても全然余裕なんですけどブランドの数が増えていくと最初に調子に乗ってアイテム仕入れまくった自分を恨む羽目になるww
そのへんバランス考えて仕入れろよwその辺頭使うのもゲームの一つだよと言われたらそれまでですけどね…w
後はブランドによってアイテム数とか種類とかの偏りが前作より顕著になってる気がしますw多分La Chou ChouとかAZ・USAとかflute fとかBaker Bridge辺りは人気なんでしょうねw結構アイテム数も種類も豊富なのにカノコイとかトルテポルテ辺りは結構酷い気がするw
soymilkはアイテム数も種類もまぁそこそこなんですが全体的なアイテム数がやっぱりLa Chou Chouとかから比べたら少ない気がします。カノコイもトルテポルテもアイテム数少ない割に求めてくるお客さん結構いるしねw特にカノコイとトルテポルテのパンツの種類が壊滅的に少ない気がします。カノコイはワンピもスカートもイマイチ多くないけどw
後、ワンピース姿のお客さんがパンツを買うと普通にワンピの下にパンツをはくのね。まぁ逆も然り…まぁこれは流石に機械だし仕方が無いと思うんですけども、ワンピース姿のお客さんがアウターを求めてきた場合、試着の段階で「あれ?これじゃ外に出られないわ」となって買ってはくれても着て帰ってくれないのですよwいやいやワンピースの上から着りゃ良いだろうがよw着てるワンピースの事を考えてアウター選んだ時に言われて力抜けたw
それとお客さんの予算の高い低いがとっても極端w25000円でフェミニンコーデにしろと言われた時には固まったwwflute fとかほとんど使えないし(高いから)。特に主要キャラの皆さんの予算が低いよねーw唯一レイカ様だけは420万とか車買うのかよ的な高い金額なのでコーデはやりたい放題なんだけどね(セレブテイストに限る)。ミキさんとヒロコさんなんかフェミニンが好きなくせに冬以外は30000円とかwwflute fのアウター何か勿論無理、ネックレスとかの装飾品も無理wトップス、ボトムス、靴でもう予算ギリギリだったりする・・。もうちょっと予算出してくれても良かったよねーww

●メイクサロン、ヘアサロン(カラーパレット含む)

総じて楽しいですw服売るのに飽きたら良い具合に気分転換になるしw
特に私はメイクが結構好きでした^^
まぁたまに「こんなメイクしてちょーだい」と自分の写真持って来られたり、スッピン風のチサトちゃんとかヒロコさんの様なメイクを希望されてスッピンにしたら『もっと白くしてよ』と言われたりたまーにワケの解らん客もいるけどまぁ良いw持って来られた写真と同じに出来たり、お任せメイクでも納得のいくメイクがバシッと決まった時とか快感ですw
贅沢を言うなら主要キャラのメイクに憧れて注文してくる客が居るならチサトちゃんとかユズちゃんとかヒロコさんのメイクはもうちょっと凝ってた方が楽しかっただろうなと。
ヘアサロンに関しても前作より髪型の種類は増えた様でバリエーションも広がって楽しかったけど、アフロとかちりちりヘアーとかのネタ系はあんまり要らなかったしそれならもうちょっと他の髪型も欲しいなぁと思ったんですが、他にどんな髪型があるって聞かれたらあんまり思い浮かばない辺りこの辺の文句は言えない気はするwwでもショートとボブのバリエーションはもうちょっと欲しいなと思う。だってボブなんか6種類中4種類はショートだったりミディアムだったりで微妙なのよ・・。後サイドテールは右左どっちか選べるようにして欲しかったよな・・wリボンが不自然になるのよw
それとカラーパレット集めは正直面倒です・・・。
年中取れる物ばかりじゃなくて季節と時間帯指定されてるものもあるしね。。
春夏秋冬どの季節にこのゲームを買っても向こう1年パレットは埋まりません(日にち弄ればその限りじゃないけど)。このゲームを長く遊べるように・・な意図なのかどうかは知りませんが、カラーパレットの縛りが無くても面白ければ1年遊ぶし、つまらなければ3日で放置するよw贅沢を言うならチークやリップに使えそうな色をもう少し増やして欲しかったかな・・特にピンクwブーゲンビリア、ストロベリー、アフタヌーンローズ、色は勿論違うけど雰囲気ほとんど一緒だしw薄い系で可愛い色がガールズピンクとチェリーブロッサムぐらいか・・ギリギリコスモスが使えるかなな感じですしね。

●デザイナー業

私個人的には正直な所デザイナー業は微妙でした・・。
フリーデザインだけで十分な気がするw
これもデザインの幅を広げるにはモチーフを集めないといけないんですけども、モチーフ集めるにはデザイナーの仕事をいったん引き受けないといけないんですよね。
まぁ引き受けてモチーフだけゲットしたら依頼断るってのも出来るんですけど、依頼を受けた時点で後日お客さんがデザインしたアイテムを求めてやってくるんですよ・・w
依頼を受けて服作り終わったらそのアイテムが10着も在庫の中に納品されちゃうんですよねー・・正直邪魔・・←
タダでさえアイテム数増えてるのに在庫上限変わってなくてカツカツなのに・・10着売りさばくって結構大変なんですよねー・・特にセット売りのコスチューム類はどうやって売れとw
デザインしやすくて無難だからかTシャツの依頼が多くて、気がついたらTシャツが数10枚売れ残ってるという・・wモチーフの種類もそんなに多くないからバリエーションが広がらなくて同じ様な物ばかり出来てしまう感が残念。特にドレスの装飾2種類しか無いしな・・。ゴスロリのパニエとかデザイン出来たらもっと楽しかったきはする。発想は楽しいのに勿体無いなと思いましたw

●モデル業

ポスターにしろファッションショーにしろ、その場でのヘアセットとメイクが細かく設定できないのがまず不満ですw髪型はヘアセットボックスに入ってる(直近のヘアサロンでの接客時にやった髪型)のと、メイクはメイクセットから選ぶ仕様なんですけど、普通に部屋でメイクしてヘアサロンでヘアセットする感じで設定出来たらもっと良かったのになと思います。
後、ポスターもファッションショーも出されるお題が微妙に解り辛い。そこを攻略するのがゲームだろうがと言われたらそれまでなんですけどね;;ポスター撮影に関してはミラさんの、ファッションショーに関しては星の数という評価なんかどうでもええわと思えるなら好き勝手出来るんですけどねw地味に納得行ってないのがポスターでのハッピーウェディングの依頼、ウェディングにピッタリなガーリーなコーデってどんなのよwウェディングドレスはガーリー属性じゃないし、お呼ばれ設定でドレス選んでもガーリーじゃないし・・w
前作の順位を付けられるのじゃなくて、ランウェイを自由にポーズ決めながら歩けるファッションショーは良いと思うんですけどね、星の数の評価は謎・・寧ろ要らないぐらいと思います。だって評価基準が本当に謎なんだもの。FANTANIAのコスプレで全身テイストが揃ってる衣装なら、お題のテイストで☆5つ取れるらしいですけど、他のブランドのコーデの意味・・w後、前作みたいにベーシックとかセレブとか、各テイスト毎にお題が欲しかったなと思います。専属モデルさん達の好みもよく解らんしw
今作はざっくり5種類、カワイイ(ガーリー、たまにロリータ?)、カッコいい(クール、ロック、たまにスポーティ?)、元気(ポップ、たまにスポーティ?見た事無いけど)、オトナ(フェミニン、たまにセレブ?)、個性的(サイケ、たまにロリータとかアジアンとか?)、その他wみたいな感じなのでこれも毎回似たり寄ったりなファッションショーになってしまうんですよねー。エフェクト飛ばしたりポーズ決めたりするのは楽しいんですけどね^^

●ミニチュアルーム

シルバニアファミリーとか部屋作る系の遊びが好きなら確実に楽しいと思います。
ただお客さんが借りてくれるかどうかの判定が微妙ですがww花屋とか難しかった(ミニチュアルームのお部屋代は序盤の資金源の一つだからねw)
借り手が要らないなら、持ってるアイテムで好きにお部屋作れるし、楽しいと思いますが、棚の種類によっては置けるアイテムが限られてる事も有ったり、壁にアイテムを配置すると壁の前に家具が置けないんですよね・・。そうなると家具をいっぱい置いたら壁に何も飾れなくて殺風景になるし壁に色々飾ると家具が置けないし・・wこの辺の縛りが厳しいなと思いました。

●総括、その他

色々文句書きましたが、楽しいゲームである事に間違いは無いと思います。
ブログに攻略記事書こうと1回リセットしてやり直したものの、購入して起動して10カ月が経とうとしています。ここまで長く遊んだゲームは中々無いです。
なので、一言で言うなら『楽しいんだけど勿体無い、要所要所残念だけど楽しい』ゲームだったと思います。
何か色んな事が出来る様になった分、作りが甘く雑になった印象も否めません。
デザイナー業要らないからファッションショーのお題細かくして欲しかったなーとか、メイクサロンやヘアサロンでの注文のバリエーションもうちょっと増やして欲しかったなーとかそんな感じです。
イベントで言うならソフィアーズの衣装選びも中途半端だよなぁと思うんですよ。
予算無駄に高い癖にアイテム1個しか買っていかないしwまぁ私は3人衣装合わせたい方なので毎回赤、青、黄の色縛りの全身コーデと言われると困りますが。
それでも楽しみ方によっては、無限の楽しみ方があるゲームだとも思います。
これはオンラインありきだけども、ツイッターの方で店長のJK化を企画されてた方が居て、制服指定にアレンジしたり、JKの店長の私服考えたり、ミニチュアルームでお部屋作ったりJK同士でお部屋に遊びに行ってどんな風に過ごしたんだろうと想像したり、バイト先の店作ってみたり、とっても楽しかったです。まぁこれはJK化の企画が素晴らし過ぎたのもあると思いますがね。私もオンライン繋がったのは最近だったのですが、それでも半年以上はオフラインで遊びました。店長ちゃんで●●になってみたコーデ(私はセーラームーンでやりました)とか、色んな楽しみ方が出来たと思います。
この記事に諸々書いた事は次回作に期待かな。

☆5つを満点とするなら、辛目につけて☆3.5…次回作に期待も込めて四捨五入で☆4つかな。
ガッツリゲームやる暇は無いけどちょっと片手間に息抜きに、昔着せ替え人形やお部屋作りが好きだった人は買って損は無いと思います。
個人的には前作の2も合わせてやってみると面白いと思います。

2012年9月16日 (日)

P3P PERSONA3 PORTABLE クリア後の感想

さて、次のゲーム何しようかと悩み中ですがクリアをしましたので恒例のクリア後の感想を。

2006年にPS2ソフトとして発売されました。
その後、PSP版に移行され、諸々の追加要素も加わりました。
PS2でプレイした時に男性主人公にてプレイしているので、今回は女性主人公にてプレイしました。
その上での感想となりますので、ご了承ください。

学生寮の襲撃を境に、もうひとりの自分であるペルソナに目覚める主人公。
人々の精神を喰らう敵シャドウに挑むべく、絆とペルソナを武器に立ち向かう。
最初のタイトル画面の説明はこんな感じです。
毎回アトラスのゲームのクリア後感想を書く時に言ってると思いますが、やはりこれもマニアックです(笑)
王道とは程遠いです。
ですが、これ以前のアトラスゲームに比べたら、格段に取っ付き易くはなってます。
アニメのおかげで有名になったペルソナ4と比べて、よりアトラス色の強いものになっているとは思います。
キャラクター的に好き嫌いはあるとは思いますが、皆個性が有って良いと思います。
誰かが目立ちすぎて誰かが空気ってことないし。
主人公は選択肢に出てくる言い回しなどで何となくの人物像は想像はできるもののアトラスにはよくある主人公でほぼ無個性。
なのに、ちゃんと存在感はあるんだから不思議ですねぇ。

このゲームの要とも言えるのがアルカナ別のコミュニティ。
友人や恋人、街で出会う人たちとの絆の証。これが深めているかいないかで、バトルパートやエンディングに大きく影響してきます。
男主人公と女主人公の場合ではコミュニティの内容が若干違います。
女主人公の方が、主要キャラが盛り込まれているので、仲間という感覚が強いのですが、その分、男主人公の方だと主要の男性メンバーはコミュニティの対象外となってしまっているので少し寂しいですね。
女主人公の方のコミュの印象がどうしても強くなってしまうので、男主人公のコミュの印象が薄く、それは少し残念。
男主人公でのプレイは女性ユーザーでも楽しめるんですが、果たして女主人公でプレイした男性ユーザーはあれで楽しめるのか…それも少し疑問なところです。

ステータスは学力、魅力、勇気。
これをしっかり上げておかないと、コミュを築けないキャラもいるので、これも疎かには出来ません。授業を真面目に聞き、夜は勉強したりプリクラ撮ったりひとりカラオケをしたり…

そしてバトルパートはタルタロスというダンジョン。
1フロアを期間中に攻略しないといけませんが、タルタロスに行くと翌日は疲労となってしまい、ステータスを上げていくのに大きく影響してしまいます。
ただ、この疲労を利用して上げることが出来るステータスもあるので、うまく使っていく必要もあります。

ストーリーは1日ごとに進んでいき、その1日1日を利用して上記の3つをこなしていきます。どのように攻略するかはプレイヤー次第です。
勉強してプリクラ撮って体験ホラーして、色んな人と会って絆を育んで、タルタロス行って・・毎日大忙しですw

タルタロス内ではRPGパートとなり、敵とのバトルがあります。
各敵には弱点があり、そこを突いて倒していくことが重要になってきます。
弱点の反対に耐性や無効、反射の属性もあり、ただ闇雲に戦えば良いというものではないのです。
力任せに突っ込むと各ボスはもちろん、雑魚相手に軽く全滅してしまいます。
この辺のバランスは絶妙でしょう。

そしてタイトルにもなっているペルソナについて。
主人公や仲間達の戦いをサポートするペルソナは、タルタロス内で手に入れたり、ペルソナとペルソナを合体させて新しいペルソナを作り出したりします。
覚えさせるスキルもプレイヤー次第。
合体で覚えるスキルはランダムなので、自分の思うスキルが来るまで根気よくプレビューしていかないといけません。
ここを煩わしいと思うなら、この手のゲームには向かないと思います。

本編とは別に別件依頼(テオドアから来る依頼)や、隠しダンジョン等、やり込み要素もありボリュームは満点。

ただ、全体的に難易度はやや高め。(NORMAL基準)
ゲーム初心者の方だと少し苦労するかも。

ゲーム全体的な評価としては、良作です。
ただ、男主人公と女主人公の違いの点で少し疑問と不満もあるので★は1つ減点。
まだ未プレイの方や、どちらかでしかプレイしてない方、是非とも女主人公、男主人公両方でプレイはしてみてほしいところ。
アニメでペルソナ4に興味を持った方には是非3もプレイして欲しい。
ただ、内容は4が太陽だとしたら3は月です。
4の様な明るさは少ないですが、アニメでペルソナ4に興味を持った方、3も面白いし、4が更に面白くなるよ。

2012年6月 8日 (金)

オーディンスフィア クリア後の感想 所謂レビューっぽいもの

さて、クリアした事ですので、サクっと書いてしまいたいと思います。

色んなところで良作、神ゲーのひとつと評されてきたもので、私自身も楽しみにしていました^^

まずストーリー的なこと。

ある日、アリスという一人の少女が屋根裏部屋で一冊の本を見つける。
その名は『ワルキューレ』世界の終焉と始まりを描く壮大な物語。

エリオンと呼ばれる大陸には神々、妖精や人間、魔物たちが住んでいた。
その中でも最も強大な力を持っていたのがバレンタイン王国。
バレンタイン王国には魔石を生み出すことのできるコルドロンという魔法の結晶路が有った。この魔石を精製することで魔力を蓄積し成長する武器「サイファー」を作ることができ、これを手にすれば誰でも魔法を使えるようになるというもの。
しかし、そのバレンタイン王国は突如、謎の滅亡を遂げる。。
それにより、持ち主を失ったコルドロンを巡り、魔王と妖精達の血で血を洗う戦争が勃発する。
そして、エリオンに伝わる終焉の予言。
要約すると「世界は“獣”“死の王”“炎”“大釜”“竜(蛇の王)”の五つの災厄によって滅びる」
この予言通りに世界もまた終焉に向かって進んでいく。

大まかに書くとこんな感じ。
北欧神話とワーグナーのニーベルングの指環がベースとなってるんですけども、北欧神話やニーベルングの指環とは全く違うオリジナル要素の強い展開となってます。まぁマニアックはマニアックだね。
用語の一つ一つが最初はちょっと分かりにくくて、wikiを読んでようやく解る感じだけども、物語を進めていけばわかるようにはなります一応。
この物語を5人の主人公で、それぞれの視点から見たコルドロンの戦争、また世界の終焉をプレイしていくわけですが、いろんなところで散りばめられた伏線もきれいに回収されてて『あぁ、あの時のエピソードはこれに繋がってるんだ』『あの時のエピソードの裏側ではこんな事が起きていたんだ』と、物語を進めるにつれ、この物語の全貌が見えるようになってきます。
まるで、ジグソーパズルのピースが一つ一つ埋まっていく様な感じです。

一つの戦争の物語を描いているのかと思いきや、その結末はかなり壮大。
すべての物語を詠み終えたときには、まさに感無量。
ジグソーパズルを苦労して完成させた時のような達成感と感動を味わうことができました。

次にシステム的なこと。

物語は、イベントムービーがありそしてそこで起こった問題を解決するためにマップを進んでいくもの。
マップを進むには、主人公それぞれの武器を使用し、敵を倒していく。
1ステージをクリアすると次のマップに進む事が出来ます。
ただ、敵を攻撃していけばクリアはできるけど、アイテムの魔法を使ったりスキルを使ったりとうまく立ち回っていかなければ、最終までたどり着くことができません。
難易度も、そこまで高くはないけど、舐めて掛かったら確実に死ぬ。
この辺のゲームバランスは絶妙といった所でしょう。
アイテムは自給自足です。ショップはあるけど、売ってるのは素材ばかり。
その素材と各ステージに散らばってる野菜類を組み合わせて、自分の欲しいアイテムを生成していきます。
作れるアイテムはA~Yの25種類。この種類豊富なアイテム類を如何に使いこなしていくか、これがステージクリアの鍵になってきます。
正直、よく使うアイテムもあったけど、全く使わなかったアイテムもありますけどねw
持てるアイテムも限りがあるから、効率良く作って効率よく使わないと、無駄なものがカバンに溢れてるけど肝心の使えるアイテムが全くないという事態に陥ります。
アイテムは基本捨てられない私が地味に苦心した部分でもあります;;(単に私の要領が悪いだけ)
今までのRPGに無い斬新なシステムだし、またこのオーディンスフィアのひとつの魅力ともいえるでしょう。
そして、また珍しいシステムで、主人公たちのレベルについて。
レベルは2種類、HPレベルとサイファーレベル。
戦闘をこなしていくだけでは、主人公たちは全く成長しないのです。敵を倒したり、アイテムを作るときに出てくるフォゾンを吸い込むことで、魔法を使うスキルが貯まり、一定値貯まるとサイファーレベルが、食べ物を食べるとHPの経験値がたまり一定値以上貯まるとHPレベルが、それぞれレベルアップするという仕組みになっています。
ただしこのフォゾンは、種の育成にも必要になってきます。
何をどれくらい育て、どれ位自身の経験値にするか…このバランスも考えながら進めていかないと、成長できなかったりね。
簡単そうで、難しい絶妙のゲーム難易度だと思います。

グラフィックも綺麗。
美麗なCGではないですが、どこか西洋の絵本を思うような、可愛いグラフィックです。
キャラごとに歩き方や仕草も細かく描かれているし、各キャラの個性がしっかりと生かせています。
食べ物を食べたあとに口を拭う仕草がひとりひとり違ったりと、芸が細かいですねw

色んなものを詰め込みすぎたせいか、要所要所での処理落ちがやっぱり気になりました。
ボス戦の進行を妨げるほどの処理落ちってどうよ・・。
素晴らしいゲームの中で唯一私が気になった残念な箇所です。
これさえ無ければ申し分ないのに勿体ない。

評価は★5つを満点として4つ半。先に書いた処理落ちが気になっただけで、限りなく満点に近いと私は思っています。
PS2ソフトの名作といっても差し支えないと思います。
世間での評価の高さに納得のいく出来ではないでしょうか。
マニアックとはいえ、誰もがとっつきにくいよいうなマニアックさではないですし、すぐに入り込めると思います。他とは一味違ったRPG。RPGがお好きな方は是非手にとっていただきたい一本です。

2012年4月16日 (月)

真かまいたちの夜 11人目の訪問者 クリア後の感想

さて、折角プラチナトロフィーまで取ったんですから、クリア後の感想を書いておきたいと思います。

とは言え、プラチナを取った割にそんなに評価は高くなかったりするんだな…。

ネタバレはしませんのでどうぞ。

まずは大まかなストーリーから。
主人公坂巻快人はアルバイトをしながら小説家を目指している。
小説の題材を探しにあるペンションへとやってくる。
そこで学生時代の友人・立花京香と再会。その他の客と合わせて宿泊予定者は10人。しかし実際にやってきたのは11人…、
その内の一人が露天風呂で何者かに殺害されてしまう。
真相を探り始める快人達。
しかし2人目…3人目と次々に被害者は増えていって…

と、メインのミステリー編のあらすじはこんな所。
今作はメインストーリーとしてミステリー編、サイドストーリーとしてスパイ編、妖怪編、死神編、ビンゴ編と、同じ登場人物で5つのシナリオを遊ぶ事が出来る。

メインのミステリー編を完全にクリアした状態で周回プレイし、サイドストーリーを開けていく感じ。ミステリー編の最初は面白かったんだけどね、どこに真犯人へのヒントが隠されているか解らない・・そう思いながら夢中に読み進めてはいました。
しかし、後半になるにつれ、どうも盛り上がりに欠けた感は否めません。
真犯人が第一の殺人を犯した理由ってのもどうも薄っぺらいし、何か一昔前の2時間ドラマを見ている気分でした。
だって真犯人が人を殺してまで犯した罪に至る理由とか、ほとんど共感できないんだもの…。
そして全体的に複雑すぎる分岐フラグには閉口しました。
読了率を100%にしなくても良いなら、全部分岐フラグは開かなくても良いか~と言いたい所ですが、やはりちゃんと読まないと、ストーリーの細かい部分がよく解らなかったりしてしまいますのでね;;
要するに説明不足。

ミステリー編ですら、分岐が複雑だなぁなんて思ってたんですが…甘かった…!
スパイ編のエンディングの数は異常です。
ミステリー編を超える分岐の複雑さ…麻酔銃の弾の数やらでエンディングが分岐…それも展開的にはどれも一緒だから楽しみに見ようという気はまるで起きません。
メインストーリー、サイドストーリー全て合わせてエンディングが50近く…半分以上は所謂バットエンドというやつで、有っても無くても良い様な内容の物も少なくないです。
それだけ分岐を増やすんだったら、もう少しストーリーの内容を詰めて欲しかったと思います。
この作業感が余計にサイドストーリーをダレさせてるんだと思うし、勿体無い。
正直私はビンゴ編を終え、スパイ編の途中から(残り死神編、妖怪編の段階)でダレてきてしまいました。
トロフィーにしても、隠しスタッフロール、隠しショートストーリーってのが存在してこれも絶対に出てきてくれる訳じゃなくてランダム出現…要するに隠しが出現する辺りを繰り返し繰り返し読まないといけないという・・しかもこれだけの事をやらせておいて、スクロールのスキップ機能が無いのはどうかと思います。
これだけの事をしてまでも読みたい内容かと言われたら全くそんな事は無いしね…w

そしてただ文字を読んでいるだけでなく、左スティックを使い、実際に部屋や関係のある場所の物を調べる事が出来る「おさわり操作」というものや、スパイ編で出てくる、麻酔銃を敵を狙って打てるモーションの画面があります。
おさわり操作はミステリー編やビンゴ編でそこそこ楽しかったんですよね。ただ、スパイ編のモーションはねぇ…まず外す事無いし。
ただ、何発か外さないと全部のエンディング見れないし…

評価としては★5つを満点としたらおまけして★2つ。
テレビをあまり見なかった私が結構ちょこちょこ見かけた発売当初のコマーシャル。
面白そうだなぁと思って購入したは良いけど、正直期待外れ。
声優の皆さんは良いお声でしたよ^^
とくに緑川光氏・・彼の声を聞く為に買ったと思えばまぁ…

いや、そうもいかないね。
まぁ、中古で買うか、お友達に借りて下さい。

2012年4月11日 (水)

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真かまいたちの夜 11人目の訪問者

オーディンスフィア 

P3P Ncube02



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    ・2014年長男出産。一児の母。
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